2011年08月17日

津波の跡

今回は紙の話題ではありません。

福島県の南端にあるいわき市に実家があるのですが、テレビではあまりクローズアップされませんが、市の南方でも津波の被害を受けています。

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津波で堤防が壊れて散乱し、揺れで山が崩落して、小さい頃に遊びに行った海岸沿いの集落がなくなりました。真新しい卒塔婆がつらくて、海に向かって手を合わせるだけしかできません。

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もうすぐ津波から半年になるけれど、港では船が未だひっくりかえったままです。

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いろんな思い出がある新舞子浜への道は、途中で通行止め。きれいに整備されていた駐車場は、激しい段差ができていました。

もっとひどい状況のところもあるし、原発は未だに収束していないし、家族友人から状況を聞いたりしてはいたけれど、実際に目にすると、思った以上に衝撃が大きくて、「がんばれ」とか、「がんばって」とか、今は虚しく思えます。
posted by 来来 at 15:36| 日々の暮らし