2011年11月17日

型紙のデザイン

国際基督教大学の湯浅八郎記念館で開催されている、「型紙のデザイン」展を見てきました。

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着物の反物に柄を染めるのに使う、江戸時代から明治時代に三重県伊勢で作られた和紙の型紙です。和紙に柿渋で防水加工をして、模様を彫っていきます。反物には、型紙を置いて刷り、ずらしてまた刷り、エンドレスの柄になります。なんて繊細な技術。

実際に刷られた布のサンプルも同時においてあって、ネガポジが反転したときの面白さも伝わってきました。

細かい文様や絵画的な柄も、切れそうで切れない、細い紙幅の繋がりが支えています。この細い繋がりで、何度もの刷りにも耐えて、和紙は強靭です。

明日、2011年11月18日までです。野川沿いの自然に囲まれて、素敵な大学でした。
posted by 来来 at 22:08| 和紙