2012年02月07日

チャレンジ3年生の表紙

うれしい出来事がありました。

これはベネッセの「チャレンジ3年生」2012年1月号の表紙です。

120206_benesse01.jpg

何がうれしいかというと、表紙の下の方にある「お年玉」の写真は、
「ペーパーアーツ」で販売中の、長野県の上埜さんが漉く内山紙のぽち袋なのです。
文字や枠のデザインの下に、よく見ると楮が見えるでしょう。

120206_benesse02.jpg

撮影に使われたのは、こちらの商品です。

内山手すき和紙 ぽち袋 (5枚入り) 税込 388 円
poti_uchi_01.jpg


表紙裏のスタッフの所には、
「撮影協力:来来デザイン株式会社」と名前も入れて頂きました。

それもとてもありがたいことですが、長野で丁寧に作られたぽち袋と、
小学生の子供たちが見る書籍を、インターネットを通して繋げることが出来て、
それが素敵なご縁に思えて、とてもうれしくなりました。
posted by 来来 at 00:16| 和紙

2012年01月10日

2012年 和紙の年賀状

明けましておめでとうございます。
今年も日本中の素敵な和紙を、より多くの人にご紹介して、
私自身もまた、暮らしの中でどんどん使っていきます。


今年は何枚の年賀状を書きましたか?
毎年大変だけど、アナログに皆の近況を知ることができる、楽しいメディアだと思います。

特に最近は、友達の子供達の名前を確認するのに重宝しています。
加齢とともに、覚えきれなくなっている…もうやだ〜(悲しい顔)

ペーパーアーツは和紙が大好きなので、年賀状も和紙を使って毎年何パターンか作ります。

1つ目は会社バージョン。
信洋舎の「キラリと光る手漉き和紙はがき」に横浜の築地活字さんで活版印刷をしました。
今年は龍年なので、波模様です。
111229_tatsu1.jpg

2つ目はタツノオトシゴバージョン。
左は「玉しき」というファインペーパーにタツノオトシゴの切り絵。
右は越前和紙の「簀の目」or「版画用はがき」に、同じく切り絵です。
111229_tatsu2.jpg

3つ目は越前和紙の版画用はがきに、桜、椿の和紙切り絵です。
111229_tatsu3.jpg

昨年は心労の多い年でしたが、気持ちを入れ替えて、今年は良い年になりますように!
posted by 来来 at 14:17| 和紙

2011年12月15日

第19回 和紙文化講演会

和紙研究会の年に1度の講演会が、三軒茶屋の昭和女子大でありました。

今年のテーマは、
「古代・中世の和紙文化」造る・使う・愛でる
2011年12月11日(日)
昭和女子大学グリーンホール

講演の内容、キレイなチラシのデータは和紙研のサイトから。
http://www.washiken.jp/category/lecture/


今回のポスターやDMの色は、人目を引く赤です。
去年より来場者が多かったそうです。

111214_2346~01.jpg

会場には、滅多に見ることのできない個人所有の江戸時代などの和紙本が揃いました。

111211_1105~01.jpg
posted by 来来 at 00:00| 和紙

2011年11月29日

「和紙・光のアート」絆と伝統

11月19日、20日と、二子玉川ライズで「和紙・光のアート」絆と伝統 というイベントがありました。

111119_01.JPG

ライズSCの方とマンションの方で展示だそうで、我が家のマンションのインターホン案内にもイベントのお知らせが来ていました。

マンションの下に降りていくと、和紙で作られたという青いランプが、エントランスの池と通路においてありました。天候が悪かったせいでしょうか、ちょっと寂しげでしたが、親切な学生さんが説明してくれました。

111119_02.JPG

111119_03.JPG

主催は二子玉川ライズで、企画運営されていたのは、こちらの皆さまだそうです。
詳しいイベント内容もブログに載っていました。
「日本大好きプロジェクト」 多摩大学 村山貞幸ゼミ 
http://www.nippon-daisuki.jp/article/14189710.html

posted by 来来 at 23:16| 和紙

2011年11月17日

型紙のデザイン

国際基督教大学の湯浅八郎記念館で開催されている、「型紙のデザイン」展を見てきました。

111117_katagami.jpg

着物の反物に柄を染めるのに使う、江戸時代から明治時代に三重県伊勢で作られた和紙の型紙です。和紙に柿渋で防水加工をして、模様を彫っていきます。反物には、型紙を置いて刷り、ずらしてまた刷り、エンドレスの柄になります。なんて繊細な技術。

実際に刷られた布のサンプルも同時においてあって、ネガポジが反転したときの面白さも伝わってきました。

細かい文様や絵画的な柄も、切れそうで切れない、細い紙幅の繋がりが支えています。この細い繋がりで、何度もの刷りにも耐えて、和紙は強靭です。

明日、2011年11月18日までです。野川沿いの自然に囲まれて、素敵な大学でした。
posted by 来来 at 22:08| 和紙

2011年10月28日

富山県 越中五箇山「悠久紙」

先日の『DUE MANI 紙の手仕事展』の会場で、富山県の五箇山で「悠久紙」をすいている、紙漉きの宮本さんに出会いました。

越中五箇山 悠久紙
http://www1.tst.ne.jp/yukyushi/index.html

悠久紙展2010
http://www1.tst.ne.jp/yukyushi/yukyushi_ten/10yu_ten.html


素敵なレターセットを頂きました。未晒しで、奇をてらっていなくて、正直な感じがする和紙。
111026_yuukyusi.jpg


素朴な文字が良い感じの説明文と、「産地別 すぐわかる和紙の見わけ方(久米康生著 H15 東京美術)」
によれば、地の楮を原料に、雪晒しをして、楮の塵取りを水の中ではなく、掘りごたつの上で行う陸選り(おかより)をして、木槌で叩いて、強靭な昔ながらの紙づくりがされてきました。桂離宮や重要文化財の古文書の修復に使用されているそうです。

111026_yuukyusi02.jpg

江戸時代には、加賀藩最大の紙郷だったそう。消費地に近かったのも栄える一因だったのでしょう。

直接紙すきの宮本さんとお話できたのも良かったです。
また見に行きたい漉き場が一つ増えました。
またチャンスが来たら、富山県の五箇山と八尾に行ってみたいと思います。
posted by 来来 at 14:46| 和紙

2011年09月26日

手漉き紙展vol.4 「和紙を愛でる」

来月、北海道の函館市で、隔年開催の手すき紙展4回目が開催されます。

手漉き紙展vol.4 「和紙を愛でる」
10月6日(木)〜8日(土)
AM10:00〜PM6:00
函館市地域交流まちづくりセンター(旧丸井今井)2F
アクセス>>

110926_mederu.jpg

posted by 来来 at 15:56| 和紙

2011年09月18日

全国手漉き和紙青年の集い2011 龍神村

9月2日から、和歌山県田辺市龍神村で「全国手漉き和紙青年の集い」が開催されました。

台風12号が接近していたので、羽田から南紀白浜行きの飛行機は欠航でした。品川に戻って新幹線で大阪、電車で和歌山まで行き、レンタカーで龍神村に向かいました。有田インターを降りて、みかん畑を抜けて山道を走る頃には、すでに大粒の雨が降り始めていました。数年ぶりに参加する青年の集いですし、「龍神村」という響き。一度は行ってみたい場所でしたので、ほぼ執念で移動していました。

110918_hasi.JPG
龍神村だけに、橋には龍がいました。

台風の影響で3泊もお世話になったのは、日本三美人の湯「季楽里(キラリ)」です。日高川の川沿いにあります。内装には、奥野さんの紙がいたる所に使われていて、居心地のいい、ほっとする空間です。温泉も良いお湯でした。

110918_kirari2.JPG 110918_kirari1.JPG

左側はロビーの天井から下がる和紙のランプ。風に揺れて素敵です。右側の仕切り(?)も、楮の繊維を編んだもの。これ、私も欲しいです。


■9月3日
大雨の中「龍神村アートセンター 山路紙紙漉き工房」を見学しました。奥野さんが漉かれるアートな紙作品と、発色がきれいな草木染めの手漉き紙に感動しました。楮も機械を使わず、手作業で叩いて細かくしているとのこと。漉き道具も自作していると聞いて驚きです。龍神村では、昭和の始めまで松煙作りや山の産物の出荷に利用された「山路紙(さんじがみ)」という紙が漉かれていたそうで、その紙も復活されていました。

110918_okuno.JPG


110918_okuno5.jpg


アートな奥野さんの紙作品。DMにも使われた足跡の作品は家族がいた証だと聞いて、福島を思って胸が熱くなりました。

9月14日から25日(日)まで、東大阪市の「ギャラリ―砌(みぎり)」で、奥野さんご夫婦の展示会「明日へ伝えること」が開催されます。


この日に行く予定だった本宮町の熊野神社あたりは、道路が冠水したため行くことができませんでした。この地域でも昭和30年代に「音無紙(おとなしがみ)」という、とてもやわらかい紙が作られていたそうです。ティッシュの普及でなくなってしまったそうですが、アートセンターに展示してあったので実際触ってみると、やわらかくて、ほぼティッシュです。

110918_otonashi.JPG


その夜は、皆さん持ち寄られた紙を見て、紙の材料である楮の生産、調達、処理、価格などについて話合いでした。それを聞いていて、日本の農業と紙生産の結びつきを考えていました。

110918_majio.JPG
名塩紙。土を混ぜて漉くので耐火性に優れ、防虫効果もあるとこのこと。土の種類で色も異なるそう。ひんやりトロンとした表面が気持ちいい紙です。兵庫県西宮市名塩、次に行きたい産地です。

110918_kadoide.JPG
新潟県柏崎市、門出和紙の見本帳。かわいすぎる柄。「五感で感じる和紙」という小林さんの言葉が強く心に残っています。おいしい「久保田」のお酒もご馳走様でした。

110918_hakuai.JPG
岡山県津市、上田さんの紙。バリエーション豊富な色です。

110918_take.JPG
素材感が面白い竹の紙。京都の竹紙専門店テラさんのブログ「ギャラリーテラ&ショップ 清滝 西陣」にも、今回の青年の集いの記事がありました。


■9月4日
停電でテレビも固定電話もネットもソフトバンク以外のケータイも繋がらなくなりました。崩落や冠水で山を降りる道がなくなり、さらに龍神村にもう1泊することに。日高川はまだまだ増水しているし、ほぼ孤立していたようです。

110918_hidaka.JPG
増水して水蒸気があがる日高川。

それでも、少し山を下って食料品店に行ったり、ホテル側の「曼荼羅美術館」に行ったり、風情ある「上御殿旅館」を見に行ったり。

お土産で頂いた高野紙の三鈷杵(さんこしょ)の宝来。宝来とは、〆縄の代わりに縁起のいい柄を切り抜いて飾る高野山の風習だそうです。
110918_kouya.JPG

■9月5日
朝、雨も上がってようやく下山です。和歌山に戻る下山の道すがら、細い道には木や岩が崩れ落ち、車が横転して家がくずれ、橋には洪水の跡が残り、自衛隊の災害救助車が出ていました。

110918_miti.JPG

先月は福島で津波の跡を初めて見て、今月は和歌山で山崩れと洪水も初めて見ました。天災は恐ろしいです。

東京に戻りニュースを見て、和歌山が甚大な被害に遭っていたことを知りました。迷惑な客にもかかわらず、お世話して下さった事務局の方、龍神村の行政の方、「季楽里」の方々に頭が下がる思いです。



それでも私のメモ帳数ページには、いろんな紙の情報、アイデア、考え、感想がびっしりです。どこにも行けなかった分、充実した時間を過ごすことができ、忘れられない貴重な会になりました。

熊野古道も、熊野大社も、高野山も、くじらの博物館も、那智の大滝も、和歌山には行きたいところがたくさんあります。お天気が良い時にまた行きたいです。

台風の被害から、一日も早く復興されることをお祈りしています。
posted by 来来 at 17:43| 和紙

2011年06月26日

和紙の袋

和紙の袋を2種類。

一つ目は、先日のデザイナーズフェスタで見つけた、「久奈屋」さんの「贈り袋」。レトロモダンな紙文具を手作りしているとのこと。越前の和紙を使っているそうです。

110623_fukuro1.jpg

二つ目は、これも大分前に銀座の伊東屋さんんで、越前和紙の展示会があったときに購入したもの。「和紙のとり皿 5色入り」。

110623_fukuro3.jpg

いつか使おうと思ってキッチンに置いておいたけど、プレゼントを入れて、お友達のバックに入れてもらうには封が出来ず、なかなか使うチャンスがありませんでした。

110623_fukuro2.jpg

こんな感じに使うのかな?広尾の「正庵」の杏大福と杏どら焼きを入れてみました。ママ友や親戚家族が近くにいて、「おすそ分け」が頻繁にある人には便利かもしれません。
posted by 来来 at 14:50| 和紙

2011年06月13日

手漉き紙四人展2011

今年の「手漉き紙四人展2011」は、賑やかな初日でした。

110606_kami4.jpg

「手漉き紙四人展2011」
2011年6月13日(月)〜18日(土)
日本橋 小津ギャラリ―

今回の作家さんは、
新井悦美さん、田村智美さん、松尾佳良子さん、三宅賢三さんです。

鮮やかなカラーバリエーション。八女市の松尾さんの紙。

110613_kami2.jpg

110613_kami3.jpg

紙ができる表現の可能性を感じました。田村さんの大きな作品。
110613_kami4.jpg

今回も迫力ある新井さんの紙。左奥に見えるのは、三宅さんの作品です。
110613_kami5.jpg
posted by 来来 at 23:54| 和紙

2011年03月07日

でこぼこ紙

長野県木島平村の「かみすき屋」さんが作る「でこぼこ紙」の使い方を考えていました。

110307_deko02.jpg

和紙の表面が名前の通り、「でこぼこ」しています。
今回買ったは、生成りと青で、青には落水の模様がついています。
マウスパットに近いくらい厚手です。

110307_deko04.jpg

クリスマスのキャンドル、お正月の飾り、鳥の置物など色々試してみましたが、花瓶の下に敷いてみるパターンがしっくりきました。
こちらの白い「でこぼこ紙」は、オレンジやリンゴなど、果物の下でも映えそうです。

110307_deko03.jpg

「かみすき屋」上埜さんの商品には、楮の素材感たっぷりのフォトフレームもあります。
>> 2010年08月30日 素材感たっぷり 和紙フォトフレーム
posted by 来来 at 00:29| 和紙

2011年01月25日

旅する版画:イヌイットの版画のはじまりと日本

110125_kuma.jpg

かわいいクマの版画のDMは、イヌイットの版画作品の案内です。
版画の紙には、日本の和紙が使われているそうです。

「旅する版画:イヌイットの版画のはじまりと日本」
2011年1月21日(金)〜3月15日(火)
会場:カナダ大使館 高円宮ギャラリ― 入場無料

イヌイットの方が作る版画と日本の関わりは50年前からだそうです。 
詳しい内容は、こちらからご覧になれます。
>カナダ大使館HP内の記事

posted by 来来 at 20:23| 和紙

2011年01月19日

銀座伊東屋「越前の手仕事」&来来年賀状2011

昨日1月18日(火)〜1月24日(月)まで、銀座の伊東屋さんでイベント「越前の手仕事」が開催されています。

銀座伊東屋イベント情報
http://www.ito-ya.co.jp/event/index.html


明日は越前から「信洋舎製紙所」の西野さんが会場にいるそうです。
和紙伝説〜 信洋舎製紙所より〜
http://washiden.ocnk.net/


今年の来来デザインの年賀状は、↑信洋舎さんの和紙でも作りました。
これはピンクのキラ刷り印刷した桜柄の和紙はがき。白桜版もあります。

110119_nengajo3.jpg

鳳凰柄、菊柄もありました。

110119_nengajo1.jpg 110119_nengajo2.jpg

印刷は、今回も横浜の活版印刷「築地活字」さんにお世話になっています。
posted by 来来 at 22:55| 和紙

2010年12月13日

インテリア和紙ショールーム「KAMISM」

先月、日本橋にあるインテリア和紙「KAMIZM」のショールームに行って来ました。

「KAMISM」 川島企画販売株式会社
http://www.kamism.co.jp/


越前から送ってもらっている「和紙だより」で紹介されていた、和紙の高級インテリア商材のお店。豊富な種類の和紙アートパネルがあり、1点から特注可だそうです。もし店舗を経営していたら、ぜひ使ってみたい、色気のある和紙がたくさんありました。

101213_kamism.JPG

着物の端切れのように、断裁したときの残りの紙が売られていたので購入。その他にも、大胆な柄や、こんなの飾ってあったら素敵だろうな、と思われる和紙が多数。1枚からでも購入できるそうです。
posted by 来来 at 17:11| 和紙

2010年12月04日

和紙のカレンダー「紙綴り暦2011」

今年も和紙で作られた、素敵な「紙綴り」カレンダーをご紹介します。

「紙綴り暦 2011 vol.10」
日本の各地で7名の女性が漉いている和紙で作られている、和紙カレンダーです。
今年は表紙の色が、グレイ、生成り、ピンクの3色ありました。
サイズは、おおよそ横15cm×縦21cm。

これはグレイの表紙。磯崎裕子さんの三椏紙。
101204_kamituzurii1.JPG

3月4月は春らしいピンク。上埜暁子さんの雲掛模様紙。
101204_kamituzurii2.JPG


5月6月は、アジサイのイラストがかわいい。小此木明子さんの細川紙。
101204_kamituzurii3.JPG

ご購入は、こちらからどうぞ。
---------------------------------------
紙綴り(かみつづり)事務局
TEL:03−3956−1639 ご担当:後藤敦子さん
---------------------------------------

2009年の紙綴りカレンダーは、こちらの記事をご覧ください >>
posted by 来来 at 14:59| 和紙

2010年11月08日

和紙張りの漆器 漆琳堂

2010年9月30日〜10月9日まで、
「内田徹 うるしの器展」(各種汁椀、浅鉢、深皿、他)
が、文京区のギャラリー「愚怜」で開催されました。
おいしそうな写真のDMに誘われて行ってみました。


101108_urushi2.JPG

内田さんは、越前可和田地区にある漆琳堂の塗師6代目さんです。
漆琳堂 http://www.shitsurindo.com/

以前の展示会で頂いたDMには、同世代の若い家族向けて、
日々安心して使えるような、漆の食器を提案するとありましたので、
さっそく普段の食卓で、漆のお椀を使い始めてみました。

和紙好きとしては、同じ越前の伝統工芸である手漉き和紙が
木地に貼られている器を購入(通常は木地に布が貼られるそうです)。
色は、3色あるうちの臙脂色。写真↓の左端。

101108_urushi3.JPG

器の表面に、和紙のテクスチャがあるので、
ツルツル滑らずに持つことができ、やさしい触感です。
それより何より、なんてことのない、いつものお汁が、
なんだか豪華に見えてきます。これが最大の効果かな(笑)

101108_urushi1.JPG

これは潮汁。きりたんぽ、鳥雑炊、どれもおいしそうに、心がこもっているように見えて、
器を変えるだけで、こんなに良い気分になれるんだと思いました。
あとは食洗器で洗える漆器を待つばかりです。
posted by 来来 at 12:48| 和紙

2010年11月01日

プチハート(トランプ)乙女の金沢展

プチ黒ハート乙女の金沢展

2010年11月3日(水・祝)〜11月9日(火)
銀座三越8階リミックススタイルダイニング
AM10:00〜PM8:00

詳しくは、こちらのかわいいホームページから。
http://otome.kirikougei.com/


101101_otomekanazawa.jpg

ダルマがかわいい黒ハートDM。二俣和紙の石川まゆみさんの和紙商品もあるそうです。楽しみです。
乙女の金沢展">
posted by 来来 at 10:16| 和紙

2010年10月27日

和紙の広がり展

池袋の伝統工芸品センターで、今日11月27日水曜日まで、和紙の広がり展が開催されています。

image/2010-10-27T11:32:53-1.jpg



全国手すき和紙連合会の主催なので、日本各地の和紙とその製品が、産地ごとにまとめてわかりやすく展示販売されています。先日見に行った伊勢和紙のフォトペーパーもありました。



image/2010-10-27T11:32:53-2.jpg


今回目新しい感じがした紙は、蓄光の和紙とマーブリング柄の和紙。ライトも良いけど蓄光も面白そう。マーブリングは色合いが素敵。他の色もあったら欲しいな。。手刷り木板と印刷の京都の千代紙も買って来ました。蝶々が可愛らしいです。

富山の圭樹舎のペンケースも、小さな水玉模様が可愛いすぎです。
posted by 来来 at 11:44| 和紙

2010年10月17日

てづくり講座「流泉紙講座5」

てづくり講座のお知らせです。お近くにお住まいの方、興味のある方、どうぞご参加ください。

---------------------------------------
てづくり講座「流泉紙講座5」

日時:2010年11月14日(日)9時30分〜15時30分
場所:小川町和紙体験学習センター
講師:新井悦美先生
費用:3,500円(材料費込み)

お申し込みは、要予約で、
TEL:0493-72-7262(小川町和紙体験学習センター)まで。
締切は、2010年11月7日(日)先着10名様です。

今回は「流泉紙に画く」をテーマに、二三版サイズの流泉紙に墨文字を描きます。木枠、基本の糸は講師がご用意します。初めての方でもお気軽にご参加ください。

---------------------------------------

講師の新井さんの紙は、何度か紹介しています。
最近では、ざっくりした表情の面白い紙で、ランプシェードを作ってみました。
>>2010年7月 うずら紙 ランプシェード

楽天「ペーパーアーツ」でも、新井さんの刷毛目柄の紙を使った封筒を販売しています。
>> うずら紙 封筒<生成り:刷毛目柄>
posted by 来来 at 22:09| 和紙

2010年10月15日

伊勢和紙ギャラリー

9月に、友達と三重県の伊勢市に行ってきました。

大豊製紙工業さんの中にある「伊勢和紙ギャラリー」には、かねてより、インクジェット対応和紙や、和紙のフォトペーパーを作っていることで耳にしていた伊勢和紙があります。


「伊勢和紙ギャラリー」大豊製紙工業内
http://www.isewashi.co.jp/


伝統を感じる外観。伊勢神宮を始め、いろんな神社で使われている和紙を作っているそうです。神宮という和紙を大量に「使う場所」が近くにあるから、和紙があり続けることができるのですね。

101015_ise01.JPG

101015_ise03.JPG

花の写真がプリントされている和紙。本物の花が漉き込んであるみたいにリアルです。

101015_ise05.JPG

海藻入りの和紙。伊勢の海の幸は最高でした。おいしい物を漉き込みたくなる気持ち、なんとなくわかります(笑)こういう御煎餅、ありますよね。

101015_ise04.JPG

これは、神事のお祭りの時に「きやりこ」の人が振る「采(ザイ)」だそうです。YouTubeにあった伊勢の式年遷宮の時の映像では、かなりハードに使われているのがわかりました。
Ise Shrine 伊勢神宮 (YouTube) http://www.youtube.com/watch?v=CVy2toIHhig

101015_ise02.JPG

続きを読む >>
posted by 来来 at 12:36| 和紙