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来来デザイン 紙好き日記
暮らしの中の紙がテーマの紙好き日記です。
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2008年10月27日
軽井沢 紙の音
お友達に教えて頂いた、軽井沢の駅前にある、紙のお店「
紙の音
」に行ってきました。
草木染のかわいらしい手すき和紙商品を発見。「TAMAMUSHI 珠むし」とあります。こういう作風、大好きです。
左から、小さなメッセージカード、雫のカード(藍染)、雲のカード。クローバーが漉き込んである、手の込んだカードです。
posted by 来来 at 23:59|
和紙
2008年09月28日
越前和紙のセミナー
今月9月9日(火)、銀座テプコでの越前和紙のセミナーに行ってきました。
例によって、杉原商店の杉原さんによるセミナーです。前の代官山での会場では、映像の音がよく聞こえなかったので、今回はそれもしっかり拝見することができました。
行ってみたいなぁ、越前。最近すっかり、日本の地名が江戸時代の言い方になっています。高知は土佐、福井は越前、岐阜は美濃、そして鹿児島は薩摩。
会場には、LEDと和紙を使った照明などが展示されていました。不思議な雰囲気です。その他多くの展示品は、杉原商店さんのHP↓から。
http://www.washiya.com/b2b/ipec21/sh/sample1/190/
次回は、2008年11月20日(木)13時5分より約1時間、NHK青山荘でセミナーだそうです。興味のある方、いろんな和紙も触ったりできて、とっても面白いと思います。こちらも詳しくは、
杉原商店さんのHP
をご覧下さい。
posted by 来来 at 22:55|
和紙
2008年08月31日
江戸からかみ
江戸からかみのカードと、小さなメッセージカードを日本橋の三越で購入しました。
小さなメッセージカードは、水玉模様が涼しげ。夏の贈り物に良い大きさです。大きなカードは、キラキラした台紙に波模様です。
東京松屋
さんのからかみです。
添えてある紙には、すべて手作業の職人仕事とあります。英語でもからかみの説明文が併記されています。素敵な和柄のカードは、海外へ送ったり、お土産にも人気があるんだろうなぁと思います。
posted by 来来 at 22:22|
和紙
2008年08月22日
六本木 ミッドタウン
サントリー美術館に行きたくて、六本木のミッドタウンに行ってきました。
ミッドタウンの外観はシャープだけれど、リラックスできる空間でした。半屋内のエントランスに、竹や水、木の素材を使ったベンチなどがレイアウトされているからでしょうか。
中の空間にも、木、紙などが多用されていて、シャープなデザインなのに居心地が良いです。吹き抜けには、堀木えり子さんの和紙オブジェが飾ってあります。和紙が吊り下げられた通路も、やさしい夕暮れの雰囲気。
美術館から帰る頃には、サラリーマンの方が多く行き来していました。お仕事帰りの疲れた心も、こんな穏やかな空間を通って帰ることで、少しづつほぐれていくのではないでしょうか。
posted by 来来 at 23:49|
和紙
2008年07月24日
和紙文化研究会
和紙文化研究会は和紙について勉強する、とってもディープな(笑)勉強会です。
今回は、私が大学の卒論を書くときにも参考にした本の著者である、久米康生先生による講義がスタートし、その初回でした。
テーマは、中国で紙が誕生した起源の論争について。私には(あしからず)とっても面白かった!
先生の書かれたテキスト
「和紙つくりの歴史と技法」
岩田書院)を参考にして進みますが、体系だって和紙について知ることができる、またとないチャンスです。
次に、会員の方の発表がありました。和紙の展示会を企画・開催される、私が尊敬する女性の方です。
テーマは東京と函館で開催された展示会のレポートでしたが、話は和紙の生産者と市場を結ぶ役割をする人の欠如に流れていきました。
いつかそうなりたいと思う私としては、心引き締まる内容でした。
posted by 来来 at 18:08|
和紙
2008年06月20日
素材と造形を考える会
先日、代官山の有田焼のお店
「OLDIMARI」
で開催された、杉原商店さんの展示会と、
「素材と造形を考える会」
に行ってきました。
越前(福井県)の和紙産地とその紙の紹介、商業施設のインテリアに和紙使用した事例、個人邸宅で和紙を使用した事例、岩野市兵衛さんと岩野平三郎さんの漉く紙の違いなど、とても盛りだくさんで面白い内容でした。
越前の和紙が、NYのMEGUの内装にも使われているとは!そのほかにも、ホテルのインテリアや車の展示ディスプレイにも使われている事例を見せて頂きました。コーディネーターとしての杉原さんの幅広い活動に感動します。NYに行くことがあったら、ぜひMEGUに、和紙を見に行かなければなりません。
9代目
岩野市兵衛さん
は、紙漉き技術での人間国宝の方です。今回は、市兵衛さんの紙を実際に触りながら、お話を伺うことができました。
3代目岩野平三郎さんは、日本画の紙を漉いていられる方とのこと。波のような模様が入っている、きれいな打雲紙(うちぐもし)も見せて頂きました。
→
WIKI 岩野平三郎
→
日本のこころ 越前和紙 岩野平三郎製紙所
次の日、横浜で和紙を使った内装のお宅見学ができるというご案内があったので、ぜひ参加したかったです。ですが、日ごろの慌しさが祟って「ものもらい」と発熱が・・・。基礎体力が足りないようです。
posted by 来来 at 10:59|
和紙
2008年06月15日
手漉き紙五人展
日本橋の
小津和紙博物舗
ギャラリーで、6月14日まで開催されていた「手漉き紙五人展」を見てきました。今回展示されていた漉き手さんは、新井悦美さん、明松政二さん、三宅賢三さん、繁田泰治さん、繁田あきのさん、です。
会場にいらっしゃった、竹が原料の竹紙を作る三宅さんには、竹紙が作られる工程を、かわいらしい版画の豆本で教えて頂きました。
竹紙の表面は、楮と違ってつるつるしています。私はちょっと厚めの竹紙を購入。書きやすそうです。
竹紙を作るには、新芽が出るかでないかの竹を切り、節を取り、外皮を剥ぎ、中の白い部分を細ぎりにして煮て、一夏熟成させるとのこと。寝かせることで繊維を柔らかくする工程は、まるでワインのようです。
続いて、繁田さんは…
posted by 来来 at 22:04|
和紙
2008年06月07日
高知県いの町紙の博物館
先月、高知県の
いの町「紙の博物館」
に行ってきました。
明治期に紙質や製紙用具の改良を行い「日本製紙業界の恩人」と言われたという吉井源太氏の資料や、特に手漉きに用いる道具の展示が充実した資料館でした。
パネル説明ではよく想像できない道具の用途も、それらの道具を使って、実際に紙を作るまでの映像があったので、全タイトルを見てきました。勉強になりました。
楮100%から、紙になるのはわずか2%。衝撃的な数値です。
その皮を剥がれた楮は、かつては農家の燃料になっていたと聞いたことがありますが、今はどう使われているのでしょうか。
高知県に入って思ったことは、緑が深くて水がきれいなこと。博物館の前には、きれいな仁淀川が流れていましたし。美しい紙が作られる条件が揃っているのですね。
博物館の販売店で、土佐の「かげろうの羽」ほど薄い典具帖紙(写真)、インクジェット対応和紙、無地の和紙ハガキを購入してきました。
posted by 来来 at 14:26|
和紙
2008年05月23日
金魚の栞
金魚柄の千代紙で作られた栞とカードを渋谷の鳩居堂で購入しました。
本を読むとき、たいていいつも、本の帯やカバーを栞代わりにしていたので、読み終わると、本の見た目が残念なことになっていました。
なので、レジの隣においてあったカワイイ金魚柄の栞を、ハガキ等を購入するついでに買いました。色は、ブルー、ピンク、グリーンの3種類です。
私は数冊の本を同時進行で読むタイプなので、栞が3枚も入っていてうれしいです。本の種類や季節や気分で、栞を変えてみてもいいかもしれません。
posted by 来来 at 00:28|
和紙
2008年05月07日
まんだら
昨年、「和紙産業の成長と可能性」というタイトルで大学の卒業論文を書きました。和紙について考えたかったので。
論文作成でお世話になった方々に配布するため、GWを利用して冊子にまとめました。表紙には、論文中にも登場する
平和紙業
さんの「まんだら」(厚口:白茶、みずはなだ)という紙を使っています。印刷できる和紙、ということで、
新日本様式100選
に選ばれています。
部数も少ないので、Fedexで製本をお願いしました。「まんだら」をレーザープリンターに通す際に、裏面の毛羽が心配でしたが大丈夫でした。くるみ製本に使う糊も、表面ににじんだりしませんでした。
論文にも書きましたが、和紙の定義は、人や立場によって様々です。平和紙業さんで、まんだらの成分を聞いたところ、楮ではなく、藁が配合されているとのこと。そして販売するときは印刷できる和紙。
非木材紙であることで和紙といえるのであれば、ちょっと強引だけど、ケナフなどの非木材原料が混合されている紙も、和紙といえたりするのかな?製本の出来栄えに、私はとっても満足しているのですが、少しだけ疑問に思いました。
posted by 来来 at 15:44|
和紙
2008年02月28日
幻の博物館の「紙」展示会
先日、千葉県佐倉市の国立歴史民族博物館で行なわれた「
幻の博物館の「紙」−日本実業史博物館旧蔵コレクション展−
」を見てきました。
明治時代の財界人渋沢栄一さんのお孫さんで、同じく財界人だった渋沢敬三さんが、江戸時代から明治時代の産業発展の軌跡を残す「日本実業史博物館」を構想しました。実現はしなかったものの、その収集品の一部に製紙部門があり、今回その収集品が展示されていました。
以下の写真は図録から。
千代紙、色紙などはもちろんのこと、壁紙、襖紙の実際に使われていた見本帳、明治時代の販促広告、びっくり箱のような紙のおもちゃ、油紙の合羽などとても広い範囲の展示品がありました。
うちわは特にデザインレベルがとっても高い!広告もユニークで、今よりもっともっと身近に、紙が存在していたんだなぁと思います。
posted by 来来 at 23:40|
和紙
2008年02月08日
和紙のブックカバー
昨日読み終わった文庫本があります。昨年映画にもなった、雫井脩介「犯人に告ぐ」上下巻です。とっても面白くて、隙を見つけては読んでいました。バスの中で、電車の中で、待ち合わせの時、一人ランチの後にと、意外に読書をする時間はあります。
人前での読書ですので、ブックカバーを使ってみました。このブログに何回も登場している石川まゆみさん作の、和紙ブックカバーです。端の赤いステッチが可愛らしいです。
美容室でカラーリングをしている時にも読んでいたら、美容師のお姉さんに、そのカバー、遠目にハラコっぽくていいですね、とほめられ、そうでしょ〜
とたくさん自慢してきました。
posted by 来来 at 14:43|
和紙
2007年11月29日
2007国際家具見本市、ジャパンテックス
11月24日に、東京ビッグサイトの「IFFT国際家具見本市」、同時開催の「ジャパンテックス」に出掛けました。和紙のインテリア商品を探すため。
椿原織物株式会社さん
のブースは、風に揺れる漉き織がとても素敵。漉き織りとは、織物に和紙を漉き込むという手の込んだものです。詳細は椿原さんのHPからご欄になれます→
漉き織り
越前市和紙の杉原商店さん
から教えて頂いた、
TOSOさん
の
「SUKIGAMI」
も印象的でした。色と柄のバリエーションもあるし、もし私が和食屋さだったらこれを使いたい!自宅にも使いたいくらいです。
その他にも、これは
と思う商材がいくつかありました。日々時間に追い立てられ、
来来通販
が遅々としていることが本当に残念
。来年の目標は、通販を軌道に乗せることに決定です。
posted by 来来 at 11:59|
和紙
2007年11月20日
和紙の繊維 風雅
先週、今夏の「GIFTEX2007」で出会った「風雅」の商品が期間限定販売されると聞き、有楽町の阪急に見に行きました。
「風雅」シリーズには、タオル、キュアクロス(写真)、キュアグローブ、キュアソックス、キュアTシャツがあります。これらは、和紙から作られた繊維で作られています。
ガーゼに似た触り心地ですが、意外に丈夫そうです。
頂いた商品説明によると、樹木の皮が自然環境の中で持つ「紫外線カット」、「調湿」、「抗菌」といった機能が和紙にも備わっており、それらの機能と、和紙の繊維の中にある空洞をを生かして、繊維をふっくらと丈夫に織っているとのことです。
多年生のマニラ麻が原材料ですし、なんと言っても紙ですから、廃棄しても土に戻ります。和紙はエコな素材です。
posted by 来来 at 15:38|
和紙
2007年11月09日
2008 CALENDAR The CIRCUS!
とってもかわいらしい「2008 CALENDAR The CIRCUS!」が届きました
このカレンダーは、石川まゆみさんの漉く加賀二俣和紙に、ヨシダユミコさんの版画が刷られています。お気に入り
は、写真手前の10月「From Bird house」と、2月の「Hope on the seesaw」。
このカレンダーには、良く見ると2種類の紙が使われています。
例えば10月は、白っぽい楮100%の紙和紙。2月は、生成りの和紙。この紙には、楮に箔打ち紙を煮直して混ぜてあるそうで、手触りはつるつるです。紙の違いで、版画の表情が違ってきます。
ヨシダユミコさん Printing Prints
posted by 来来 at 14:09|
和紙
2007年10月23日
東大和市 手漉き和紙展
昨日、東大和市にある「
傑山
」という素敵なクラフトギャラリーでの、「
手漉き和紙展
」に行ってきました。
立川から多摩都市モノレールに乗って、最終駅の上北台駅まで行き、そこから20分ほど歩きます。秋晴れの空にうろこ雲を見て、もう秋なんだなぁと思います。
今回は、埼玉の紙漉き手、新井さんを含む5名の方の紙が展示されています。新井さんの漉かれる紙には、勢いがあります。自分もやってみて思うのですが、手漉きの紙には、その人の個性が自然に出てくるように思います。
新井さんの、細かい和紙を漉きこんだ和紙3色を購入。
posted by 来来 at 13:38|
和紙
2007年10月15日
泉龍寺 和紙のあかり
昨夜、狛江にある泉龍寺の境内で行われた「
桜の樹の下のバサラつぎ
」という舞踏公演を見てきました。
今回は、和紙照明や舞台美術を、一緒に紙漉きをしている和紙作家の久光寧子さんが担当されていました。
舞台は撮影できませんでしたが、写真左は入り口照明、右はお客様の足元を照らす照明です。場所が夜のお寺、舞台は境内の大きな桜の木下という、少し怖くて、幽玄な空間の演出に、和紙照明はばっちり合っていました。
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posted by 来来 at 09:37|
和紙
2007年10月01日
ディスプレイでの紙
東京、芝の東京タワーのふもとにある「
とうふ屋うかい
」では、和紙がディスプレイに使われていました。お店の提灯、足元の行灯などにも、防水加工された和紙が使われています。
「季節の華」をテーマに、ススキや萩が描かれた食器の下に、緑色の和紙が敷かれています。秋らしい色使いが、夏の終わりを感じさせます。
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posted by 来来 at 13:21|
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プロフィール
名前:来来デザイン
http://www.lailai-design.com/
lailai@lailai-design.com
紙の魅力にとりつかれて早10年。これからも、日常生活の中の、ユニークな紙やデザインに注目していきます。
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